いや〜遠回りしましたが、
電源故障で起動不能となったPower Mac G4 MDDに、
いよいよATX電源をつなげます。

あちこちのサイトを見たり、
今回買ったATX電源の現物(玄人志向「KRPW-V400W」)を見て、
初心者なりにちょっとまとめました。

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G4MDDのケーブルの色、
ATXのケーブルの色、
そしてそのケーブルの色が表しているピンアサインです。

要するに、同じ色のケーブル同士を繋げればよいのではないか、ということですね。
ただし、すべてがうまく合うわけではありません。
●MDDには黄色(12V)が4カ所、しかしATXには2カ所しかありません。
→ATXの10番・11番を分岐してもいいのかもしれませんが、
私はHDD用の電源ケーブルの黄色(12V)から引き込んで対応。
●MDDの黒(GND)は9カ所ですが、ATXは8カ所。
→これはATXの黒を1カ所、分岐しました。
●MDDの白いケーブル、14番は、こちらのサイト「改造Macには改造電源」によると、
FWのバスパワー用(とADCモニタの出力用)だとか。
ここには12Vを送り込めばいいそうなので、ATXの黄色を1カ所分岐させました。

逆に、MDDには不要なケーブルも出てくるので、図のようにATX側の
8番、22番、23番のケーブルは、コネクターからピンごと引っこ抜きました。

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私の購入したATX電源では、20番にはなにも刺さっていませんでした。
ま、大丈夫でしょう。

さーて、なんだか理解できてきたような気がしてきたので(笑)
いよいよ電源ケーブル変換コネクタ作成作業にとりかかりました。

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まずはMDDの逝ってしまった電源から、ケーブルを切り離します。
なるべく根っこから切って、長さを確保。
そしてこのMDD側ケーブルの皮むきと、
先日買ったATX延長ケーブルの皮むき・・。

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MDD側とATX側、
24本×2で合計48本のむきむき。めんどくさ〜〜。

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で、半田付け。久しぶりです。
24本のケーブルをつないで半田付けし、
収縮チューブで絶縁しました。
確認しながら慎重に。

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出来上がった変換ケーブルを電源に繋げてみると、
これがなかなか長い。
この分だと延長ケーブル無しに、このまま設置できそう。

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いよいよMDDに接続。
電源は外に置き、ケーブルをPCIスロットから引き込みます。
ケーブルの長さは充分です。

電源をコンセントに挿し、
火花が出ないか、煙吹かないか・・とドキドキしながら、
スイッチ、おーん!

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「じゃーん」おー!起動音!!
なななんと!立ち上がった!!
ヤッター!(←マシ・オカ風)

しかもこのG4MDD、867Dualだと思っていたら1.25シングルでした(笑)。

起動してから今で4時間。問題なく作動しています。
無事に動くなら、ケーブルももう少しスマートに取り回して、
使えるようにしたいと思います。
(って、なんに使うんだ?!)