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ウチの近所には、私が今までで一番美味い!と
思っているそば屋「一作」があります。
しかしそことは別の所に最近、少し前に気になる看板が目に付きました。
「十割そば」店名はない。
店は見あたらず。でも看板の立っている交差点の奥らしい。まあ、そのうちに・・・と思っていると、
地元の情報誌に記事が。なるほどー、場所もわかりました。

十割そば「いぬい」。
噂によると店主は趣味が高じてお店をはじめたとか。
なるほど、住宅を改装してはじめたらしい、という
雰囲気が店内にはぷんぷん・・というより、住宅そのもの(笑)。

通常のそば屋ほどメニューは多くありませんが、
それにも負けないインパクトが。
そば粉を選べる。
ほうほう、こりゃ初めてだ。しかも6種類。
量も100g・200g・300gから選択できるということで、
当然、迷わず100gずつ6種類ともオーダーしました。
その6種類のそば粉は
●御膳●更科●宮臼●若葉●韃靼●南部
更科・宮臼・南部は食べたことあるけど、あとは初めて。
でも、一度に楽しめるというのはいいですねー。
「御膳」はプルンとした感触。玄そばの中心部からちょっとしかとれないそうです。
「更科・宮臼」は一番「そばらしい」風合い。大好き。
「若葉」はそばの若葉が練り込んであります。いい香りです。
「韃靼」は健康食として近年評判になりましたが、味自体は別に・・(笑)
「南部」はいわゆる田舎そば。独特の香り・食感。僕の好みではありません。

味は「一作」がやっぱ一番好みですが、
この「いぬい」も美味しいし、6種類食べられるのは楽しい。この2軒を気分で使い分けよっと。
いやなにより、我が家のすぐ近所に美味いそば屋が2軒も!というのがサイコー♪

ちなみに、ここの6種のそば粉の違いは
(以下、間違ってたらゴメンナサイ)
玄そば(そばの実)のどの部分かということと、
品種(産地)がごっちゃごちゃになってます。
「いぬい」の説明書きパンフレット+私のうろ覚えの知識によると、
一番中心(胚芽)から採れるのが「御膳」。
そのまわりが「更科」で、
それに甘皮(外皮のすぐ内側)がちょこっと混ざったのが「宮臼」、
外側に近い部分(甘皮と更科の間の部分)が南部(田舎)、
「若葉」は若葉の粉が入ってるのはいいけど、ベースのそば粉は不明。
「韃靼」そばは中国・モンゴル地方のそばですよね。